桑の葉茶の効能とは?

桑の葉茶の効能とは?ダイエットに!コレステロール・中性脂肪を下げる!?

 

桑の葉茶の効能が素晴らしいということで最近、大変注目を浴びています。

 

 

特に、各種メディアなどでダイエットの効能が注目されて知られるようになりました。

 

さらに、桑の葉には、食後の血糖値の上昇や中性脂肪の蓄積を防ぐ働きがあると言われています。

 

桑の葉は、主に「桑の葉茶」として飲まれるのが一般的ですが、漢方薬やサプリメントに含まれている場合もあります。

 

そこで今回は、桑の葉(桑の葉茶)の素晴らしい効能について解説します。

 

中性脂肪やコレステロール、メタボが気になる方は、是非、チェックしてください。

 

桑の葉とは?

 

蚕(カイコ)のエサとして利用されることが多い桑の葉ですが、お茶や青汁の材料として健康効果の向上にも有効に活用されています。

 

 

桑の葉は三国志の時代から活用されていたようです。

 

約1800年前、中国後漢時代の本「神農本草経:シンノウホンゾウキョウ」にはすでに桑の葉のことが掲載されています。
日本では鎌倉時代の頃に、桑の葉を薬草として用いていた記録が残っています。

 

当時から病気の改善に用いられた桑の葉ですが、その効能効果は、現代に生きる私たちの体にも有効な成分として注目されています。

 

桑の葉の有効成分

ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています.

 

その中でも特に注目成分を紹介します。

 

DNJ(1-デオキシノジリマイシン)

1つの成分ではなく複数成分の総称で桑の葉の独自成分として、注目されている成分です。

 

この「DNJ」の働きが「桑の葉」の健康効果の源とも呼べる成分で、血糖値の急激な上昇を抑えたり、中性脂肪の吸収を穏やかにしてくれます。

GABA(γ-アミノ酪酸)

天然アミノ酸として経伝達物質などとして働き脳働きをサポートし精神を安定させます。

 

また、血圧の安定や中性脂肪の上昇を抑える働きもあるとされています。

その他

食物繊維やビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素が含まれています。

 

  • ビタミン類:A、B群、C、E、Kなど
  • ミネラル類:鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム
  • 食物繊維
  • ポリフェノール
 

桑の葉の効能・効果

 

桑の葉の健康効果は数多く、多岐にわたっています。主な効能を取り上げて紹介します。

 

糖尿病の改善、予防が期待できる!

桑の葉の効能として、まず一番に上げたいのが糖尿病に関わる働きです。

 

 

桑の葉茶に含まれる成分「DNJ(1-デオキシノジリマイシン)」が糖尿病改善・予防の鍵を握っています。

 

DNJは桑の葉に沢山含まれていますが、他の植物にはわずかしか含まれていません。

 

では、どのようにしてDNJは糖尿病予防・改善を行っているのでしょうか?

 

急激な血糖上昇を抑える

桑の葉に含まれる「DNJ」が急激な血糖値の上昇を抑えると言われています。

 

食べた糖質は、最終的にαグルコシダーゼ(マルターゼ)によってブドウ糖にまで分解されます。

 

小腸から吸収されるためには二糖類のマルトースでは吸収されず、単糖類のブドウ糖になって、やっと吸収されます。

 

糖質から分解されてできたブドウ糖は小腸から吸収され、血液の中に入っていきます。

 

そのとき、DNJが存在していると、二糖類から単糖類のブドウ糖に分解するαグルコシダーゼ(マルターゼ)の働きを抑えます。

 

そのため、ブドウ糖が生成されず、小腸での吸収が行なわれなくなります。

 

その結果、血液に入るブドウ糖の量が減少し、血糖の急上昇を抑えることが可能になります。

 

糖尿病ラットのインスリン上昇を認める

トヨタマ健康食品会社によるラットを使った実験結果です。

 

糖尿病ラットに桑の葉の粉末5%を混ぜた飼料を約2か月間、与える実験をしました。その結果から下記のことが判明しました。

 

正常ラットにブドウ糖を与えると、血液中のインスリンはブドウ糖で上昇した血糖を下げるため、血液中のインスリンは一時的に増加します。

 

一方、糖尿病ラットのインスリンは増加しませんでした。しかし、桑の葉の粉末が入った飼料を摂った糖尿病ラットはブドウ糖の摂取に合わせて、正常ラットと同じようにインスリンが増加しました。

 

ブドウ糖の吸収を抑制、また、インスリン分泌の亢進などのDNJの効果から、糖尿病の改善・予防に有効と考えることができます。

 

参考:葉酸の機能性

 

ダイエット効果(中性脂肪の吸収を抑制)

桑の葉の「DNJ」がブドウ糖の生成を抑えるので中性脂肪の蓄積も抑えることが出来ます。

 

 

正常な人は糖分を多く摂ると高血糖になり、インスリンが過剰に分必されます。インスリンは脂肪を生成する働きがあるため、太りやすい身体を作ってしまいます。

 

しかし、インスリンができるだけ分泌されない様に桑の葉茶に含まれる「DNJ」がブドウ糖の生成をコントロールしてくれるので、余分な脂肪蓄積を防いでくれます。

 

さらに、フラボノイド、食物繊維などが中性脂肪やコレステロールを低下させると共に、GABAが成長ホルモンを促進しダイエットをサポートしてくれます。

 

便秘解消の効果

桑の葉の「DNJ」がブドウ糖の生成を抑えるので分解されない未吸収糖質の影響で便秘の改善が期待できます。

 

 

桑の葉の「DNJ」がブドウ糖の生成を抑えるので分解されずに残った未吸収糖質から、「炭酸ガス」「水素ガス」「残存の有機物」などの影響で腸が刺激され動きが活発になります。

 

その結果、腸が刺激されて便秘の解消が期待できます。

 

抗ストレス作用

桑の葉に含まれるGABAというγ-アミノ酪酸がストレスを抑え、精神安定作用をもたらします。

 

GABAは脳内神経伝達物質で、興奮した神経を鎮め、精神安定作用があると考えられています。

 

 

桑の葉の副作用

 

桑の葉による強い副作用の報告はほとんどありません。

 

しかし、頻度は少ないですが、お腹が張るという症状が出ることもあるようです。

 

これは副作用というよりは、桑の葉が小腸でのブドウ糖の吸収を抑え、吸収されなかった糖質が腸内細菌によって分解され、ガスが発生することが原因です。

 

妊娠中や授乳中の人、小児については、きちんとした臨床データがまだ出されていないので摂取は控えた方がいいと考えられます。

 

また、体質により副作用のような症状が出る人もいると思われるので、そのような場合は、直ちに摂取は停止しましょう。

 

桑の葉の摂取方法

 

桑の葉は「お茶」として飲む、配合の「サプリメン」を飲むのが主な摂取方法です。

 

桑の葉茶として飲む!

桑の葉はお茶として飲むのが最も手軽な摂取方法です。

 

 

桑の葉は主にお茶として親しまれています。

 

特に蚕を生育している地方では、桑の葉をお茶として飲用する習慣があります。

 

桑の葉の健康効果が最近、話題になっていて、桑の葉茶も多く販売されています。

 

もし、家の庭や近くに桑畑等があれば、手作りの桑の葉茶を作ってみるのもいいかもしれませんね。

 

(作り方)

採る時期は5月〜葉が黄色くなるまでの秋頃までです。

 

採取した桑の葉は天日で2〜3日干しその後に陰で2〜3日干します。最後に再び、短く天日で干しますが、干し過ぎると桑の葉が変色するので注意しましょう。

 

パリパリになった桑の葉を手で崩して細かくしたら、出来上がりです。

 

保存は湿気のない瓶に入れて。乾燥剤を入れるとカビ防止になります。

 

他にも色々な方法があり、蒸してから天日に干す、乾煎りするという方法もあります。

 

桑の葉の一日摂取目安量

 

桑の葉の摂取目安について紹介します。

 

桑の葉茶などは、健康食品なので摂取に上限の量は特に決められていません。

 

桑の葉エキス一日6gを一週間、服用し続けた後、血液検査や尿検査に異常は見られなかったという報告データがあります。

 

但し、サプリメントや桑の葉茶の製品によって、桑の葉エキスの含有量が異なることが考えられるので、その製品の指示通りに飲むようにしましょう。

 

桑の葉茶を飲む時の注意点

 

桑の葉茶を飲む時には注意点するポイントがあります。

 

 

桑の葉を効果的に飲むためには、飲む時間を考える必要があります。

 

食前15分前が最適で、食事の前半までならOKです。

 

お茶として飲むのであれば、食前から飲み始めて、食事の前半で全てを飲み終わる形が理想的です。

 

桑の葉に含まれるDNJは、体内に入ってきた糖質が小腸でブドウ糖にならないようにαグルコシダーゼの働きを抑える働きがあります。

 

食後に桑の葉を飲んだ場合、すでに糖質がブドウ糖に分解され、吸収された後になるのでDNJはうまく効果を発揮することができません。

 

糖尿病治療薬にαグルコシダーゼ阻害薬があります。これもDNJと同じ原理で血糖を下げるので、必ず食前に飲むよう指導を受けます。

 

もう一つ。

 

腎機能が低下している人は、カリウムが体内に蓄積されやすいので自己判断ではなく、医師と相談して、摂るかどうかを決めましょう。

 

まとめ

 

桑の葉茶の効能について解説しましたが、いかがでしょうか?

 

桑の葉には、素晴らしい効能が期待できます。

 

特に、メタボシンドロームと呼ばれる生活習慣病の予防や改善に良い健康食品です。

 

桑の葉茶の効能を十分に発揮させるには、食前や食事中に飲むのが大事です。

 

是非、食事のお伴に「桑の葉茶」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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